ライティング関係

初心者でも失敗しない!写真・動画用ソフトボックスの選び方とおすすめ5機種【2025年版】

こんにちは!monocam magazineです。
先日、ソフトボックスの記事を作成しましたが、色々な方に見ていただいたようで、もう少し精査して2025年版を改めて執筆いたします。前回、ご覧いただいた方も改めてご確認いただけるとさらに世界が広がりますよ!

はじめに ― “光を味方につけてもっと可愛く、もっと美しく”

写真でも動画でも、作品の印象を大きく決めるのはレンズやボディだけではなく「光」そのものです。
とくにソフトボックスは、影をやわらかく整えて被写体の質感をぐっと引き上げてくれる頼もしい存在。とはいえ、形やサイズがたくさんあって「どれを選べば失敗しないの?」と迷ってしまいますよね。この記事では初心者さんでも失敗なく選べるコツと、2025年時点で注目度の高い5機種を女性目線でわかりやすくご紹介します。読んでいただければ、ご自身にぴったりの1台がきっと見つかりますよ♡

ソフトボックス選びで押さえたい5つのポイント

1. 形状と光の質

  • ランタン型
    部屋全体をふわっと包み込むように照らしてくれるので、YouTube配信やルームツアー動画にぴったり。柔らかな光が360°に回るから、被写体を包み込むような優しい雰囲気がつくれますよ。
  • パラボリック/オクタゴン型
    光に芯があり、立体感をしっかり出したいときにおすすめ。人物ポートレートや華やかな物撮りでメリハリをつけたい方は要チェックです。

2. 設営スピード

ロケやライブ配信など「とにかく早くセッティングしたい!」という場面では、クイックリリース機構付きモデルが大活躍。骨組みをワンタッチでパッと開けるので、慣れないうちは特に助かりますね。

3. マウント互換性

ライト側がBowensマウントなら、ソフトボックスを買い替えたり追加したりしても使い回しやすく安心です。購入前にライトのマウント規格を必ず確認してくださいね。

4. サイズと深さ

  • 直径60〜90 cm … テーブルフォトやバストアップの人物撮影に万能。迷ったらこのレンジから始めると安心です。
  • 直径120 cm以上 … 全身ポートレートや大きめ商品をふんわり包みたいときに◎。
    深さのあるモデルはコントラストを付けやすく、浅いモデルは光が回り込みやすいので柔らかさ重視派さんにおすすめです。

5. 付属品

内・外ディフューザーハニカムグリッドがセットになっていると、あとから買い足す必要がなく経済的。光の拡散や指向性を細かく調整できるので、最初から付属しているモデルを選ぶと失敗しにくいですよ。

2025年おすすめソフトボックス5機種

■ 1. Aputure Light Dome III(直径90 cm)

32面のパラボリック構造が生み出す美しい円形キャッチライトが魅力。
新しいフラットパック設計で厚さ約5 cmまでペタンとたためるので、クローゼットの隙間やキャリーバッグにも楽々収納できます。内・外ディフューザーと40°グリッドも付いて、撮影の幅が一気に広がりますよ。

■ 2. Godox QR-P90 Quick-Release Parabolic Softbox

中央を「カチッ」と押し込むだけのワンプッシュ開閉がとってもスマート。
16本リブの深型設計は光に芯がありつつ、ディフューザーで影をしっとりやわらげてくれます。Bowensマウント標準&グリッド付きで、本格ライティングをすぐに楽しめます♪

■ 3. Nanlite Lantern 80 Easy-Up Softbox(直径80 cm)

“モダンなチャイナボール”の愛称どおり、360°均一光でお部屋全体がふんわり。
着脱式のスカートを使えば、左右や後ろをカットして光をコントロールできるので、動画撮影にも写真撮影にも大活躍。骨組みはワンタッチ、設営1分以内で完了です。

■ 4. Neewer NS65L Lantern Softbox(直径65 cm)

初心者さんにうれしいオールインワン構造。開いて固定するだけなので迷わずセットできます。
12本リブと二重ディフューザーのおかげでムラのないやわらか光が簡単に作れますし、実売1万円前後のコスパも魅力的です。

■ 5. SmallRig RA-L65 Lantern Softbox(直径65 cm)

軍用グレードのステンレスリブで丈夫さバツグン。
屋外ロケで多少ラフに扱っても形が崩れにくいので、撮影旅行やハードな現場でも安心です。独自のクイックリリースで3秒展開、4面スカートも標準付属と至れり尽くせり♡

5機種比較早見表

モデル形状 / 直径設営方法付属ディフューザーグリッド実売価格(目安)
Aputure Light Dome IIIパラボリック / 90 cmフラットパック+クイックフォールド2枚40°約 ¥34,000
Godox QR-P90パラボリック / 90 cmワンプッシュ開閉2枚45°約 ¥22,000
Nanlite Lantern 80ランタン / 80 cmワンタッチ骨組み1枚約 ¥18,000
Neewer NS65Lランタン / 65 cm一体型1枚約 ¥10,000
SmallRig RA-L65ランタン / 65 cm3秒クイックリリース1枚約 ¥15,000

※価格は2025年5月現在のオンライン平均です。セールや為替で変動する場合があります。
※グリッドが「-」のモデルは別売オプションで追加できます。

よくある質問(Q&A)

Q1. ストロボとLEDライト、ソフトボックスは共通で使えますか?
A1. Bowensマウント同士なら共通で装着できます。LEDライトで明るさを強めると内部温度が上がりやすいので、ディフューザーがあっても通気口を塞がないよう気をつけてくださいね。

Q2. 60 cmと90 cmで迷っています。どちらがいいでしょう?
A2. テーブルフォトやお部屋でのバストアップ撮影が中心なら60 cm前後で十分です。背景までふんわり照らしたい、人物の上半身〜全身まで撮りたい場合は90 cmをおすすめします。収納スペースと移動頻度も合わせて検討してみてください♪

Q3. グリッドは必須でしょうか?
A3. 被写体だけ明るく背景を落としたいときや、逆光気味に置いてハイライトを引き締めたいときにとても便利です。常時点灯のLEDなら効果を確認しやすいので、まずはLEDで試してみるのが◎。

まとめ ― “光を味方につけて、作品も自分もレベルアップ♡”

  • ポイントを押さえた機種選びで、導入コストを無駄にしません。
  • セッティングが早く、やわらかな光を得られるソフトボックスは、撮影のクオリティと効率を同時に高めてくれます。
  • まずは1台導入して、たくさん使い倒してみてください。ライティングの引き出しがぐっと増えて、作品づくりがもっと楽しくなりますよ!

「カメラ設定は合っているのに何だか写真がパッとしない…」そんなお悩み、もしかしたら“光”が原因かもしれません。今回ご紹介した5機種は扱いやすさと性能をバランス良く両立したモデルばかり。ぜひあなたの撮影スタイルや予算に合わせて選び、光を味方につけて、作品も自分自身もステップアップしちゃいましょう♡

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